4ぶんの３｜障害者の就労定着を実現する手法を提供します

2021年9月11日土曜日の13時から、オンラインで超実践的なセルフケアの研修の入門編を実施します。
これは僕にとってもチャレンジですので、以下2つについて書いてみます。

１）一般社団法人サービス管理責任者協会（以下、サビ管協会）について

2019年の4月16日に立ち上がった、サービス管理責任者の有資格者や資格を目指す方に特化した組織です。僕は今年の4月22日に会員登録しているのですが、これには裏話があります。その当時僕は別の企業から、サビ管の方を集めたビジネスの仕組みを作れないかとご相談を受けていました。僕も福祉事業者であったころ悩まされた問題の一つが、優秀で価値観の合致するサビ管の方との出会いでした。そもそも仕事を探している方は少なく、その中で採用したいと思える方を見つけるのは極めてハードルが高いのです。ですから、サビ管の方を集められる仕組みがあれば面白いかもと考えました。そこで、世の中で競合になる仕組みがないか検索し見つけたのが、サビ管協会です。つまり、当初はスパイとして登録していました(笑)

登録してみると、サビ管協会に好印象を持つようになります。会員との結びつきを強化し、役立つ情報を発信しようという意気込みを感じました。頻繁に情報が届き、毎週のように研修を行っています。僕もいくつかの研修に参加してみたところ、まだまだ改善の余地はあると感じますが、ポイントを突いた良い研修を展開しています。理事の中には僕が注目している方も含まれており、正直「なるほど、やるなぁ」と感じていました。そうこうするうちに、僕に相談してきていた企業の意識が少し後ろ向きになったため、その企業との関係を解消することになりました。丁度そのタイミングで、協会から新規に講師を募集するという案内があったため、もう少し関係を深めてみたいと思い、申請してみました。理事長の淑徳短期大学の名誉教授の亀山幸吉先生との面談を通じて、正式に講師登録をしたのが8月のことです。

２）サビ管協会で僕がやりたいこと
まずは僕の専門である「セルフケアの支援スキル」を提供したいと思っています。
しかも有料で！

「え！有料なの!?」って思いますよね。だって僕は毎年神奈川県など全国いくつかの行政からオーダーを頂いて、同じような研修を提供しており、そこでは皆さんは無料でご受講頂いていますから。
しかし、僕は今までの研修スタイルでは難しいことがあると思っています。研修受講が目的になってしまい、研修で得たスキルを実践し、使いこなすまでのサポートができないからです。
この大きな原因は、受講者の人数にあります。神奈川県の研修では80人ほどです。さまざまな工夫をしていますので、僕の研修では　ただ話を聞くだけ　というのはありません。皆さんはワークし、少人数で作ったチームで議論することで学びを深めて頂いています。しかし、研修を受けた殆どの方が、セルフケアスキルは有効と感じているにも関わらず、その後実際に現場でスキルを発揮している率は20%以下という調査結果があります。つまり使いこなすには、学んだ後に別なハードルがあるのです。

受講者がセルフケア支援マスターになれる研修を作りたい！

そこで、今回のサビ管協会での研修では、有料でも参加したいという、学ぶ意思の強さがあり、使いこなさないと損と覚悟できる方だけの少人数制（1期 3名から最大9名まで）とします。そして、ただ学ぶだけでなく僕や同期の仲間と議論し、お互いの情報を交換しながら学ぶ仕組みを創ります。学びレベルを「初級」「中級」「上級」と3つに分け、各3回連続とすることで、丁寧に学ぶことができます。さらに毎回そこまでに現場でできていること、難しいことなども情報交換しながら、それぞれのご参加者が現場で実現できるまでの伴走をします。

これは僕にとってもチャレンジです。ゆくゆくはセルフケア支援者資格を作れれば嬉しいと考えています。

そうはいっても、セルフケアって何かよくわからないという方もいると思います。そこで9月11日は「入門編」として無料で実施します。セルフケアがなぜ必要なのか、今までにない確度から解説をしてみますので、すでに僕のセルフケア研修を受講したことがある方も、もっと学びが深まると思います。

その後、1期生を募集し「初級編」「中級編」「上級編」を有料提供します。
今までセルフケア研修を受講された方も、初めての方も、「知る」ではなく「現場で使いこなして結果を出す」セルフケア支援マスターを目指したい方はぜひ一緒に学びましょう。

【9月11日の「入門編」への参加の仕方】
１）サビ管協会HPの一番下にある「ご入会はこちら」から会員登録申請をします
　　https://sabikan.or.jp/

２）お知らせ欄の「サービス管理責任者協会第6回講演会のご案内」内の申し込みフォームから申請します

以上です。
有料の研修に関する情報は「入門編」でお話しします。参加を希望される場合は、「入門編」研修終了後のアンケートフォームで「希望する」を選択頂くと、後日事務局から正式なご案内があります。