2022.02.16
info
僕が認知を広めているセルフケアですが、今が1年を通して一番忙しい時期でして、2月には神奈川県主催のKSTEP研修(セルフケアの基本を網羅する3日間研修)、3月には川崎市主催のKSTEPフォローアップ研修(各社の事例を共有し相互に学ぶ中級研修)があります。※KSTEPはセルフケアトレーニング手法の一種です。
そして、いま僕が密かに力を入れているのが、サービス管理責任者協会が主催するセルフケア支援マスター研修(初級編)です。1日3時間×3日間で3万円というちょっと参加には勇気がいる有料研修なのです。
なぜ、有料研修が必要だったのか。
例えるとセルフケアはダイエットに近いのです。
ダイエットって必要だとか、やらなければと思ってはみるものの、うまく進められないですよね。数日やって辞めたり、また始めたり、違う方法を試したり。。。
そして「ダイエットがぜんぜんできなぁーい!!」となっている人が世の中には山のようにいます。
そうです、ダイエットはひとりではできないのです。
そんな中、ライザップが登場します。ライザップの強みはトレーナーです。上手に顧客に寄り添いサポートすることで、ダイエットに必要な習慣を育むことができています。
セルフケアでも必要なのは、セルフケの習慣化支援ができるトレーナーを育むことだ!
僕はそう確信しました。
今まで僕が行政や福祉法人などから依頼されて実施しているセルフケアの研修は時間の限られた研修スタイルであるため、知識の提供に留まります。
そこで、本気でやりたい方数名に絞り、セルフケアの知識と習慣化支援の仕方についてお伝えした上で、一緒に学ぶ仲間と情報を共有しながら、課題について考えてもらう研修を開発しました。それがこの「セルフケア支援マスター」です。
2期生の募集(入門編・こちらは無料)を12月18日に実施したところ、80名近くの方がご参加下さいました。入門編だけでも学びは深かったようで、ご参加された方からはたくさんの感想を頂きましたので、一部ご紹介です。
・有意義な研修でした。体の疲れと脳の疲れの対処を教えてもらったので、さっそく
利用者に伝えたいと思いました。
・寄り添うだけが支援では無いと言われたことが心に残りました。よく話を聞くこと
だけでなく、今は忙しいから話は後で聞くと伝えることも必要な支援になっていく
んだなと感じました。
・「今ここ」という考え方を教えていただき、利用者だけでなく、職員の「今ここ」
もすすめていこうと思います。
・状態把握・特徴理解・回復対処・配慮相談の流れのロープレが分かりやすかった。
・具体的にセルフケア習慣が身につくような支援についてもう少し具体的に学びたい
と思いました。
入門編ご参加の80名の中から4名の方が初級編に進み、1月22日、1月29日、2月12日の3日間で一日3時間みっちり一緒に学んで頂き、ご卒業されました!
ご参加の皆さんの終了後の感想の一部をご紹介します。
・支援の方向性など考えるきっかけになります。人間の仕組みからのお話なので、
興味深いです!
・内容がぎっしりでとても充実した時間でした!
・この研修に参加してモヤモヤしていた事がだいぶスッキリしました。
・セミナーでお話を聞きながら、グループホーム入居者の方々の顔が浮かびました。
あの人のありたい姿ってどんな姿かな、とか。
・良いことを習慣化することの強みを実感しました。
・職場でも受身なことが多かったですが、積極的に行動できるようになってきて
いると感じています。
・セルフケア支援を継続して行なう事によって、自己肯定感も上がり、自分を好き
になれると感じた。
・(今まで関わってきた)介護では先回りして行なってあげることが正解だったが、
セルフケアの考え方は本人が自分で考え自分で出来る事を増やす支援をすること
が大切だと思えた。
・以前はその場で解決しないと、と利用者さんに色々と伝えすぎていましたが、
自分で考えてもらうことや自分で考えられるようなヒントのような形で伝えられ
るよう意識しています。
・今までぼんやり霧の中を歩いていたような自分の目指す福祉がはっきり見えた。
・私が目指す障害者福祉への羅針盤になりました。目からウロコでした。
・就労移行に求められていること、そこに向かっていくための方法を実際に
セルフケアを使いながら理解する事が出来てきていると思います。
・得た「知識」を「知恵」に変換するのは、自分の意思で行動して実践することだと
思います。受講費以上の「成果」に感謝してます。
・共に受講した参加者の皆さんに感謝申し上げます。
・本日訪問した福祉事業所さんにセルフケア入門編の資料を持参してお話したところ、
セルフケアに大変感動していらっしゃいました。どんどん宣伝します。
皆さんほんとに逞しい♬
さて、いよいよ第3期生の募集を始めます。
まずはサービス管理責任者協会に加入して、3月5日の入門編にご参加ください。
皆さんにお会いできますことを楽しみにしています。