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無料でご参加頂けるセルフケアのブラッシュアップ研修を
今年も川崎市で実施します

2023.02.08

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わざと似たようなタイトルの記事を書いてみました(≧▽≦)

と言うのも、川崎市はご存知のとおり神奈川県を代表する都市のひとつであり、障がい者雇用・就労推進事業においてのつながりもあります。
実は、前回書いた「セルフケア基本研修」も当初は川崎市が実施していました。
それを6年くらい前の神奈川県のご担当者が見学にお越しになって「川崎市だけでなく、神奈川全域で実施しませんか」とご提案下さり、協議の上、基本研修は神奈川県が実施することになったのです。

「じゃ、川崎市は何やりましょうか?」

ということから会議を行い、2015年から広めてきているKSTEPもそろそろ基本研修より上位の研修が欲しいということから、普段セルフケアトレーニングをしている支援者向けに「ブラッシュアップ研修」というものを作りました。

今までは、川崎市が中心になって企画運営をして頂き、僕は企画担当 兼 演者として参加していたのですが、昨年の打合せ時に平井課長が「北村さん、もう企画も運営も受託してやりませんか?」とご提案くださったのです。
驚きもしましたが、チャンスだとも思いお受けしました。ただ、4bunnno3.comは僕一人の事業会社なので心もとないと思い、僕が所属するKindAgent社で受託することにしました。

しかし、、、やってみると大変でした。
今まで裏方の皆さんのたくさんのサポートや事前準備があって成立していたことに、今まで以上に感謝できるようになっています!皆さんありがとう♪

さて今回の企画では、僕がセルフケアトレーニングでもっとも重要だと考えている「回復対処=リカバリー」のトレーニング方法をアップデートして頂くことをテーマにしました。

セルフケアトレーニングを実施している中で、一番うやむやになり易いのが、このリカバリーです。
セルフケアトレーニングのステップで ①状態報告を受ける、②支援者がひとつ質問する まではまずまずできてしまうと思いますが、③本日の過ごし方を決める の際に、多くのご支援者はご利用者が「今日は少し体調が良くないけど大丈夫です」と言ってくる(多くのご利用者はそういうと思います)と、「そっか、じゃ何か問題があったら言ってね」といって終わらせてしまっていますよね。

この支援ではもったいない!

実際に、その日ご利用者は大丈夫なことも多いと思うので、その対応の何がいけないの?と感じますよね。
しかし、そのご利用者は社会に出てから多くの場合、いつか大丈夫じゃない場面を経験するからです。その際に支援者としてどうして欲しいかと言うと、その状態に見合ったリカバリーを発動することですよね。でも彼らはそんなトレーニングを受けていないので、我慢を選択しがちです。その結果、状態がさらに悪化していくケースも見受けます。

これらのお話は、僕は避難訓練に似ていると思っています。

実際に火事が起きていないなかで、「午後3時に地震が発生し、給食室で火災がおこった」という設定を設けて、訓練することで、実際の火災の際に対応できるように育成します。これをトレーニングに応用すべきだと思いませんか。

今回の研修ではこのやり方をレクチャーしますね。
今回は2023年3月2日に、オンラインとオフラインのハイブリットで実施します。もちろん無料です。
2月17日までエントリーが可能ですので、お時間を合わせてぜひご受講いただけると嬉しいです。

<お申し込みはこちらから>
https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000147472.html

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