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長崎県で二度の研修(後編)
~研修と食事とショップ~

2023.09.02

report

溜め込んでいた研修後記、長崎県での研修の後編です。

この日は実際に佐世保にお伺いしての研修です。
朝4時に起床し、羽田7:30発JAL605便で長崎空港に飛びました。到着した空港周辺では濃霧が立ち込めていたのが印象的でした。お迎えに来て下さった木山さんと1時間半ほどのドライブをしながら沢山のお話をすると、過去の経験や考え方などにおいてお互いが似た者同士であることを確認しながら佐世保市に移動し、皿うどんを食べてから研修会場に入りました。

研修のテーマは支援者の方のサポートスキルアップです。1回きりの研修なので、セルフケアトレーニングをマスターして頂くことは難しいため、事前にスタッフの皆さんと打合せして、セルフケアトレーニングは概要までにして、すぐに使える支援スキルの解説や事例を話すことに時間を割きました。

皆さん非常に熱心で、その場で沢山の質問を頂いたため、研修資料以外の資料をお見せして説明したり、ホワイトボードに書いてお話をしたりと、とても濃い時間を過ごすことができました。

後日頂いた沢山のアンケートの自由記入欄をChatGPTにまとめてもらうと、今回のご参加者のコメントは以下のように分類できました。


■セルフケアの実践: 「セルフケアシートの使い方を活用して、利用者(自分を含め)のセルフケアを実施したいと思います。内容はすぐに実践できるものでした。」

■対人関係のスキル: 「利用者支援だけでなく、対人関係のスキルとして必要なキーワードが多くありました。」

■事業所全体への展開: 「うちの事業所のみんなに受けてもらいたかったです。わかりやすかったので、また開催してほしいです。」

■新しい視点や考え方: 「新しい視点や考え方を導入したいと感じました。もっと長時間の講義でお話しを聞きたいです。」

■多角的な視点: 「支援にはその場の問題をクリアするだけでなく、本人の成長や気づきに導くために多角的な方向からの視点が必要であることが理解できました。」

■部下育成や子育てにも応用: 「利用者支援だけでなく、部下育成や子育てにも活かせると考えました。」

■自分自身の成長: 「まずは支援に活かすというよりは、自分自身のセルフケアをできるようになりたいと思いました。」

■支援方法の不足と改善: 「自分の支援方法に不足しているものが多く、とても良い勉強になりました。」

■「いまここ」の重要性: 「現場では「いまここ」のポイントを見すえて声かけ支援ができるよう、まずは一歩から始めていきたいと考えています。」

■休憩とリカバリーの違い: 「休憩とリカバリーの考え方については、今まで考えたことがなかった。ただ休むのではなく疲れを回復することを目指すという、その違いを理解できた。」


研修終了後は、お食事をご一緒したいと事前に仰って頂いていたこともあり、宿泊先のハウステンボス横のホテルにチェックインしたあと、お迎えに来ていただいてスタッフ5名の方とお勧めのお店に行きました。

さすが長崎♪
新鮮なお魚料理をはじめ、美味しい料理の数々とお酒を頂きながら、仕事の話におバカな話しまでワイワイとにぎやかに楽しい時間を過ごすことが出来ました。食事のときは写真撮るの忘れたので・・・(ノД`)、下の写真は宿泊したホテルから見たハウステンボス方向の景色です。木の向こうに青白く見えるのがハウステンボスの建物ですね。

食事の場で、就労支援協議会委員長の福田さんから「明日連れて行きたいところがあります」とお誘い頂き、翌日も木山さんと3人で半日ご一緒することになりました。

お連れ頂いたのは福田さんがいくつも関わっている事業の一つで運営されている
=VOTE(イコールボート)」というショップです。
外観は以前のコインランドリーのままなので、知らないとショップだと思えない佇まい。場所は海の見える駅として有名なJR大村線千綿駅の近く。

福祉施設で作られた商品を並べるショップは全国にも沢山ありますが、ここは商品のラインナップも、展示の仕方もかなりかっこいいです♪ 商品のグレードも高く、値付けもしっかりとした金額を設定できています。障がい者商品を展開するお店は参考にされると良いですね。

家族へのお土産として数点購入させて頂いてから、近くのお店もいくつか回り、その後待望の佐世保バーガーを食べて、空港まで送って頂き帰京しました。
因みに佐世保バーガーは地元の人はあまり食べないらしく、ご一緒していたお二人も初めて食べたとのことwww

とても充実した長崎行脚でした。
現在、また新たな研修のご依頼を頂いているので、近々またお伺いする予定です。

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