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川崎市では初めての K-STEP を使いこなす研修「運用編」 を実施しました

2019.11.18

report

4ぶんの3として独立してから、様々なところでK-STEPを使いこなす「運用編」を実施してきましたが、川崎市が主催して市内の支援者を集めてという形式では初めて開催しました。


川崎市で2015年から始めたK-STEPの普及活動。

何年も続けてきた中で気づいてきていたのは、「K-STEPを使っている支援者の大半は、正しくセルフケアトレーニングができていない」ということ。

K-STEPをはじめ、僕がリクルートで制作したknowbeセルフケアツールやSPISも、どれもツール、つまり道具です。道具を持っていても、使いこなせなければその価値はありません。
まるでTVのリモコンで肩を叩いているような感じです。

昨年から川崎市のスタッフと「今年からK-STEPをもっと使いこなすための研修をしよう!」と話し合ってきて、やっとこの日が来ました。

受講者は過去に僕の研修を受講し、K-STEPを普段から使っている事業所の支援者の方々です。
この「運用編」ではいつも以上に、受講者は大変です(汗)

セルフケアトレーニングとは何か、何が必要かを僕のリードでグループ内で意見交換します。そのあとはロープレ三昧。役割をご利用者とご支援者に分けて行いますが、さすが歴戦の皆さんですから、熱が入ります。

合間の休憩時間も、休憩ではなくリカバリーすることを求めて、着座したままを認めないので、僕の研修ではいつもの光景ですが、誰も座っていません(笑)

終了後のアンケートでは
「いつもの支援では気づいていなかったことがあった」
「彼らの成長や可能性を広げる支援という観点で間違っていたことがあった、すぐに修正します」
「すぐに使えるノウハウがたくさんで、明日からの支援が楽しみ」
など、K-STEPをどのように使えば良いかたくさんの気づきがあったようで嬉しく思います。

施設の支援者全員が同時に受講していないことから、受講者の皆さんが仲間に再度伝授するという工程が加わるため少し難易度が高いのですが、彼らであればやり遂げてくれると信じています。

それでも難しいときは、個別に僕を呼んでください♪

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