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布団を買って考えた ~適切な投資~

2020.01.10

know-how

1月になって言う事ではありませんが、夜寝るとき寒いですよね。
僕は妻とダブルベッドで寝ているのですが、今まで使っていた羽毛布団はもう何年前に買ったものかはわかりませんけれど、冬になると重宝していました。

去年まであまり気にならなかったのですが、この羽毛布団でちょっとした問題が発生しました。なんとなく小さいのです。経年変化で羽毛が偏ったのかなぁ。僕も妻も去年と体格は大きく変わっていないのですが、どうも寝ているとスースーと冷たい風が入ってくるのです。

そうなると、必然寝ている間の布団争奪戦が起きます。そして僕は負けます(+_+)

調べてみると掛け布団の一般的なサイズはダブルサイズだと190cm×210cmです。閃いて縦と横を変えてみると、当たり前ですが足が出てしまいました・・・
数日靴下をはいて寝たり、元に戻して着込んで寝ていました(笑)が、いずれも睡眠の質が低下しますよね。

そこで、これは必要投資だと判断し、新調して羽毛掛け布団を購入しました。しかもワンサイズ上のクイーンサイズ!

昨日届いて寝て起きての感想です。

「素晴らしい!」

ちなみにクイーンサイズは210cm×210cmと、横幅が10%増えただけですが、まったく体が布団の外に出ず、隙間風も入りません。
寝てる間の布団の取り合いも、もちろん消滅です。
たった10%の違いでここまで見える景色が違うってすごいなぁと思いました。

さて、ここからが本題です。
これを障がい者就労定着に置き換えて考えてみました。

今回の学びは 「問題発生時にどのくらいの対処や投資が適当か」 なのかなと思います。

当初寒いという問題に対して「靴下をはく」「着込む」という場当たり的な対処をしましたが、違うストレスが発生しました。

1 問題のポイントを見抜く
2 適切な投資行動をする

ということができていなかったのだと思います。クイーンサイズの羽毛掛布団は安くありませんが、それを決断できた後の満足度は非常に高く、妻もご機嫌ですから、投資は成功したと言えます。

障がい者雇用が下手な職場では、靴下をはき、着込むような対応をしているのではないでしょうか。問題のポイントを見抜けておらず、適切な投資行動ができていません。
上手な職場は、検証して10%改善するような投資行動ができます。そのリターンは満足するものですね。

障がい者雇用における10%とは4ぶんの3メソッドで満たせると考えています。皆さんもぜひ4ぶんの3メソッドを採用して、温かい日々をお過ごしください。

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