TOPICS

神奈川県主催のK-STEP研修会 in 横浜・波止場会館

2020.02.03

report

節分に、横浜のみなと横にある波止場会館でK-STEP研修会の初日を実施しました。
1年ぶりの波止場会館、天気も素晴らしく最高の景色です。

今回50名予定のところ申し込みが倍近くあり、神奈川県スタッフと話し合い、6名席×12テーブルまでパンパンに座席を埋めました。それでも入れなかった方申し訳ありません (ノД`)・゜・。

今回ご参加の皆さんは、既に所属事業所では実施されているもののK-STEPの研修は初めてという方が多かったですね。現場では忙しいこともあり先輩から教えてもらう機会が取れないのかも知れませんね。

いつもグループ形式で、近くの方と沢山話して頂くのですが、今回のご参加者の熱気はすごかったです♪
「2分で意見交換をしてください!」と伝えると、「よろしくお願いします!」と誰からともなく声が上がり、真剣な会話が展開されます。ランダムにマイクを向けると、皆さん素晴らしい考えを共有してくれました。

当日発生したエピソードをひとつ。
K-STEPはコミュニケーションツールでお互いの困りを共有することを助けてくれるとお話しています。
ところで新型コロナウィルスのニュースを受けてマスクの方が多かったようです。そんな中、会場内で咳をされているご参加者がいました。多分、ご本人も気にされているでしょうし、周りの方も少し気になっていたと思います。それでもお互いにそのことについて触れることに遠慮があり、微妙な雰囲気でした。

チャーンス!
僕は、失礼かもと思いながら、
「咳をしている方の、周囲を不安にしているかも」というご本人の困り感
「咳が気になるけど、指摘するのは失礼かな」という周囲の困り感
を取り上げ、あえてそのことを話題にできる関係を作ることが、問題解決の一つの方法であり、それをしやすくするのがコミュニケーションツールの役割だと解説させて頂きました。

精神障がいのある方に、悪化症状について話しかけることは憚られる感じがありますが、本人のシートに「破壊衝動」と書いてあれば「破壊衝動があったのね、何があったの?」と会話をしやすくなります。

咳の方も、その場でウィルスが原因ではないことを伝えられた為、周囲の方も少し不安が減ったように感じます。我ながら神対応(笑)

後半には、湘南ゼミナールオーシャンの方と一緒に企業で使うK-STEPについてお話をしました。

内容てんこ盛りの3時間でしたが、終了後もたくさんの方が名刺交換にお越し下さり、
「あっという間だった」
「チェックするだけでなく、コミュニケーションとワンセットが大切だとわかった」
とコメントを頂きました。

同じご参加者で、2週間後に2日目の研修を実施します。
楽しみにしています!

一覧へ戻る