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大手総合商社で「活躍のアイデア会議」のセミナーを実施しました

2019.07.18

report

日本を代表する大手総合商社で「障がい者が活躍する職場の作り方」と題したセミナーを実施しました。(社名開示はNGとのことです)

研修のご担当者が僕の「活躍のアイデア会議」セミナーに参加してくださり、そこから数度の打合せを経て実現しました。

一年に一度グループの30社以上から人事の採用担当者が集まり、障がい者採用・雇用に関する勉強会をしているのだそうです。昨年までは講師の話を座学として聞くだけだったようですが、参加者が障がい当事者と一緒にロープレしながら学ぶ研修スタイルにご興味を持ってくださったとのこと。

いつもの「活躍のアイデア会議」セミナーは15名まで且つ3時間で実施しているのですが、今回はご参加者数が50名ほどで時間も90分とのことで、研修ご担当の皆さんと数度の打合せを経て、今までにない形式で実行することにしました。

お手伝い下さる障がいのご当事者はいつも親身になってくださる株式会社LITALICOの服部一史氏に相談し、ご支援者6名、ご当事者7名をお手配くださいました。

さて、当日です。
登壇1時間前には、会場横にご準備頂いた別室で、LITALICOのご参加者の皆さんと交流しながら、必要な配慮を確認しつつ、研修の流れや事前にすこし学びを得て頂きました。

前にご登壇されていた中央障害者雇用情報センターの湯浅善樹氏の熱いメッセージのあとが、僕たちの出番です。

当事者も一緒のテーブルに入りながら実施する研修は皆さん初めてのご経験であったこともあり、違う脳が動いたのでしょう。何時間も研修続きでお疲れであったはずのご参加の皆さんが、非常に熱心に、フレンドリーにコミュニケーションを楽しみながら、就労定着を実現するためのポイントや関わり方に気づいてくださっていました。

ご参加されたリタリコの皆さんも、緊張はありながらもこれだけ多くの人事の方々にお会いしたことがなかったため、自分の話を真剣に聞いてもらえる機会が嬉しく、これからの就活にプラスになったようです。

終了後の懇親会で、多くのご参加者から
「過去にない経験をさせてもらった」
「精神障がいの方の採用は難しいと思っていたが、検討できると感じた」
「自組織でも同様の研修に取り組みたい」
など、嬉しいコメントを頂きました。

皆さんの会社でも、ぜひ一度「活躍のアイデア会議」のセミナー、経験してみませんか。


<ご紹介した企業>
央障害者雇用情報センター
株式会社LITALICO

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