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「チョコレートな人々」の自主上映会

2024.10.14

report

最近、サロンで毎週ブログを書いているので、HPのブログ更新を忘れていました。今回は、サロンでは書かないことをこちらに書いてみます。


もう1か月以上前のことになりますが、今住んでいる小平市で「チョコレートな人々」という映画の自主上映会があり、少しお手伝いさせていただきました。

皆さんはこの素敵な映画を観たことがありますか?(#^^#)
以前、ここでも紹介した久遠(くおん)チョコレートの夏目社長の取り組みを描いた作品です。


上映会企画の誕生
上映会のきっかけを作ったのは、地域の集まりでよく顔を合わせているTさんと、そのお子さんのYくんです。Yくんはダウン症があり、今は高校生。Tさんは、Yくんの進路や就職のことを考えるたびに、不安に駆られることがあったそうです。そんなとき、「チョコレートな人々」の映画と出会い、強い感銘を受け、「この映画をもっと多くの人に届けたい」という思いで自主上映を企画したのだとか。

熱意が生んだ成功
上映会の準備は驚くほどのスピードで進みました。Tさんの思いに共感した仲間がすぐに集まり、学校や福祉関係者のネットワークを通じて告知活動が広がりました。その結果、3回の上映で合計180席のチケットが完売しました。

僕もこの盛り上がりを夏目社長に伝えていました。「小平でこんな素晴らしい活動が起きています!」と報告すると、夏目さんからは「毎日悩むことが多いけれど、こうした声に励まされます。自分の取り組みを正しいと感じてもらえるのは本当に嬉しいです」と返信をいただきました。

夏目社長のサプライズ登場
上映会当日、最後の回が終わったあと、僕とTさんが舞台挨拶をしているところに、僕たちは夏目社長をZOOMでお呼びするサプライズを用意していました。このサプライズは、Tさんだけでなく会場の全員に内緒だったので、会場が驚きと感動で包まれた瞬間は忘れられません。

当日は、夏目さんも新店舗のオープンを控えていてお疲れのはずでしたが、それを感じさせないほど丁寧に、Tさんや観客の質問に答えてくださり、素晴らしい会になりました。


小平に久遠チョコレートを
その後の懇親会では、参加者にドリンクを振る舞い、みんなで乾杯しました。そんな中、Tさんが「小平に久遠チョコレートをオープンするぞ!」と宣言しました。

僕は久遠チョコレートの立ち上げ以前から夏目社長と知り合いなので、チョコレートを売るだけでうまくいくわけではなく、最後は「人の思いと熱意」が重要だと実感しています。もちろん、簡単に誰もが参加できるわけではありませんが、Tさんのように覚悟を持って取り組む人には、必ず仲間が集まります。こうした流れを見ると、小平に久遠チョコレートがオープンする日もそう遠くないのではないかと思います。

おわりに
今回の上映会は、Tさんの純粋な思いが多くの人を巻き込み、成功を収めた素晴らしい取り組みでした。このような活動が地域に広がり、人々の心に届いていくことを願っています。そして、僕自身もその一端を担えたことを嬉しく思います。

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