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第12回 4bunnno3サロン

2021.04.06

report

就労・定着支援に関わる方が相互に気づきを高め、学びを深める4bunnno3サロン、
第12弾を実施しました。
今回は新規の方3名を含めて8名にご参加頂きました。福祉で支援をしている方や企業で障がい者雇用に関わっている方など多彩な顔触れですが、そのうち有名な特例子会社の社長が3名と、大御所感のあるサロンでした♪

今回も企業の方の参加割合が多く、僕が今年は企業に広めたいこともあり、前回と同じ雇用現場にもっとも有効なメソッド「活躍のアイデア会議」を2チームに分かれて実施することにしました。前回もご参加だった3名の方には少しハードルを上げて、それぞれのチームでファシリテーターをご担当頂くことにしました。

活躍のアイデア会議については前回の4bunnno3サロンの記事をご覧ください。

ご参加者の感想は以下の通りでした。

・いろいろな立場の方がいると、いろいろな考え方があると思えた。自分は社長の立場
 だが、自分の考え方を社長ブログとして全社に発信していきたい。
・新しく特例子会社の社長として赴任したが、まだほとんどのメンバーと会えていない
 状態で、メンバーの特性も分かっていない中でどうやって関係性をつくるか丁度悩ん
 でいたところ。One on Oneのミーティングや会食なども検討していたが、この活躍
 のアイデア会議をご本人も含めて実施すると良さそうだと思えた。
・昨日参加していた会議に先進的な取り組みをしている企業の方がいた。しかし、その
 方が一人で推進しているため、恐らくその方がいなくなるとその会社の推進力は大き
 く損なわれる。如何に周囲を巻き込みチームとして推進する文化をつくるかという
 テーマにおいて、この活躍のアイデア会議は有効だと感じた。

・グループディスカッションで他の方の発言に、自分になかった視点が含まれていて参
 考になった。議論の中で「そもそも一律なコミュニケーション力は必要か」という話
 があったが、本人のデキるに合わせた方法の模索が必要だと思えた。
・2回目の活躍のアイデア会議だったので、実際に自分の会社に広めていくインフル
 エンサーになっていきたい。
・自社の取り組みの中に、少し似た要素もあり、それが有効であったと感じることが
 できたのは嬉しかった。また、会議を実施する際に違う視点のある方に参加してもら
 うと幅が広がる感覚は新しかった。次回は各社の実際の困りを使ってアイデア会議が
 してみたい。
・当人を巻き込まずに決めごとをしていることが多いのはそうだと思えた。自分は社長
 だがメンバーとの日常的な接点をつくることをいろいろ模索している中で、お互いに
 知るための「自己紹介会」を4月から全国を回ってやって行く予定。メンバーの声に
 耳を傾けながら、会社の考えもお伝えするという両方が大切だと思えた。
・2回目の活躍のアイデア会議でファシリを担当したが、なかなか難しいと思いながら
 良い経験ができた。今支援している方のことで所属企業と協議をしているが、その
 会社は「お任せするのでそちらでやってください」と他人事の価値観。本人や支援者
 の努力だけでなく、雇用現場の「周囲のサポート」や「環境の工夫」の観点が無い
 ため上手く進まないのだとおもえた。支援者としては如何に雇用現場を巻き込めるか
 を考えたい。

最後に僕の感想です。
最近日本代表のサッカーの試合がいくつかありました。彼らは試合中に何か課題や問題を見つけると、ピッチ上の数名がサッと集まって、数秒の会議や確認を行い、また離れていきます。ビジネスシーンでもアレをやりたいです!活躍のアイデア会議を30分行うことも良いですが、サッと必要なメンバーが集まって、気づいた課題や問題を共有し、改善策を数秒で打合せて、また仕事に戻る。ビジネスには実はアスリートに学ぶべきポイントがたくさんありそうな気がします。

今回のレポートは以上です。

今後の4bunnno3サロンの日程は以下の通りです。次回からはスタート時間を午後1時30分からに変更してみようと思います。開始時間も模索中です。

第13回4bunnno3サロン 2021年4月17日 午後1時30分
第14回4bunnno3サロン 2021年5月15日 午後1時30分
第15回4bunnno3サロン 2021年6月5日 午後1時30分

ご参加ご希望の方はこちらをご覧いただき、手順に従ってエントリーしてください。
既存・新規いずれもご参加連絡お待ちしております。

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